この記事で分かること
この記事では、Microsoft Edgeが重い時に確認したい設定を初心者向けに解説します。
主に、次の内容が分かります。
- Edgeが重く感じる時に最初に確認すること
- 開きすぎたタブを整理する方法
- 拡張機能を見直すポイント
- キャッシュや閲覧データを削除する時の注意点
- バックグラウンド動作や起動時の設定を確認する方法
- 改善しない時に試したい対応
Edgeが重い原因は、1つとは限りません。
タブの開きすぎ、拡張機能、キャッシュ、バックグラウンド動作、PC全体のメモリ不足などが重なっていることがあります。
いきなり難しい設定を変えるのではなく、影響が少ないところから順番に確認していきましょう。
まずはEdgeとPCの状態を確認する
Edgeが重いと感じたら、最初に現在の状態を確認します。
たとえば、次のような症状があるか見てみましょう。
- Edgeの起動が遅い
- ページの表示が遅い
- タブを切り替えると固まる
- 文字入力が遅れる
- 動画や画像の多いページで重くなる
- Edgeを開くとPC全体が重くなる
Edgeだけが重いのか、PC全体が重いのかで確認する場所が変わります。
タスクマネージャーで負荷を見る
Windowsでは、タスクマネージャーでCPUやメモリの使用状況を確認できます。
手順です。
Ctrl + Shift + Esc
または、タスクバーを右クリックして「タスク マネージャー」を開きます。
見るポイントは次の3つです。
- CPU使用率
- メモリ使用率
- Microsoft Edgeの使用量
Edgeのメモリ使用量が大きい場合は、開いているタブや拡張機能が影響している可能性があります。
PC全体のメモリ使用率が高い場合は、Edgeだけでなく、他のアプリも含めて整理した方がよいです。
タブを開きすぎていないか確認する
Edgeが重い時に多い原因が、タブの開きすぎです。
Webページは、開いているだけでもメモリを使うことがあります。特に、動画サイト、SNS、広告の多いページ、管理画面などは負荷が大きくなりやすいです。
使っていないタブを閉じる
まずは、使っていないタブを閉じましょう。
確認するポイントです。
- 動画を開いたままにしていないか
- SNSを複数開いていないか
- 同じサイトを何個も開いていないか
- 後で読むだけのページを開きっぱなしにしていないか
後で見たいページは、お気に入りに入れるか、URLをメモしてから閉じると安心です。
ウィンドウを分けすぎない
Edgeのウィンドウを複数開いている場合も、負荷が増えることがあります。
作業ごとにウィンドウを分けるのは便利ですが、使っていないウィンドウは閉じておきましょう。
たとえば、次のように分けているとします。
- 仕事用のウィンドウ
- 調べもの用のウィンドウ
- 動画用のウィンドウ
このように分けている場合、使っていないものから閉じるだけでも軽くなることがあります。
効率モードやスリープタブを確認する
Microsoft Edgeには、使っていないタブの負荷を抑えるための機能があります。
代表的なのが、効率モードやスリープタブです。
設定場所は、Edgeのバージョンによって少し変わることがありますが、基本的には次の流れで確認できます。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ システムとパフォーマンス
スリープタブを有効にする
スリープタブは、しばらく使っていないタブの動作を抑えて、メモリやCPUの使用を減らすための機能です。
確認する項目です。
- スリープタブが有効になっているか
- 何分後にタブをスリープする設定か
- スリープさせたくないサイトを例外にしていないか
普段からタブを多く開く人は、スリープタブを有効にしておくと負荷を抑えやすくなります。
ただし、常に動かしておきたいWebアプリや通知サイトがある場合は、スリープ対象になると不便に感じることがあります。その場合は例外設定を見直してください。
効率モードを確認する
効率モードは、PCの負荷やバッテリー消費を抑えるための機能です。
ノートPCを使っている場合や、バッテリー駆動時に重く感じる場合は確認しておきましょう。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ システムとパフォーマンス
→ 効率モード
効率モードを使うと、環境によっては動作が少し変わることがあります。
「軽くしたい」のか、「表示や動作を優先したい」のかで、設定を調整するとよいです。
拡張機能を見直す
Edgeに入れている拡張機能が多いと、動作が重くなることがあります。
拡張機能は便利ですが、ページを開くたびに動作したり、バックグラウンドで処理したりするものがあります。
使っていない拡張機能をオフにする
拡張機能は次の場所で確認できます。
Edge右上の「…」
→ 拡張機能
→ 拡張機能の管理
確認するポイントです。
- 使っていない拡張機能がないか
- 似た機能の拡張機能を複数入れていないか
- 入れた覚えのない拡張機能がないか
- 広告ブロックや翻訳系の拡張機能が重くなっていないか
まずは、使っていない拡張機能をオフにして様子を見ましょう。
削除する前に、いったんオフにするだけでも確認できます。
入れた覚えのない拡張機能は削除する
見覚えのない拡張機能がある場合は注意が必要です。
拡張機能は、閲覧中のページにアクセスできるものもあります。不要なものや不明なものは削除しましょう。
削除前に迷う場合は、拡張機能名で調べたり、インストール元を確認したりしてください。
キャッシュや閲覧データを整理する
キャッシュは、Webページを速く表示するために保存されるデータです。
通常は便利ですが、古いデータや壊れたデータが残ると、表示がおかしくなったり、動作が重く感じたりすることがあります。
キャッシュを削除する
Edgeでは、次の流れで閲覧データを削除できます。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ プライバシー、検索、サービス
→ 閲覧データをクリア
→ クリアするデータの選択
最初に試すなら、次の項目を中心にします。
キャッシュされた画像とファイル
Cookieを削除すると、ログイン状態が解除されることがあります。
そのため、最初から何でも削除するのではなく、まずはキャッシュを中心に削除する方が安心です。
削除する期間を確認する
閲覧データを削除する時は、期間も確認しましょう。
選べる期間の例です。
- 過去1時間
- 過去24時間
- 過去7日間
- 過去4週間
- すべての期間
特定のサイトだけ最近重くなった場合は、短い期間から試してもよいです。
長く不調が続いている場合は、すべての期間でキャッシュを削除すると改善することがあります。
起動時の設定を確認する
Edgeを開いた時に、たくさんのページが一度に開く設定になっていると、起動が重くなることがあります。
起動時に開くページを確認する
確認場所です。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ [スタート]、[ホーム]、および [新規] タブ
見るポイントです。
- 起動時に複数のページを開く設定になっていないか
- 前回開いていたタブを復元する設定になっていないか
- 重いサイトを起動時に開いていないか
起動が遅い場合は、まず起動時に開くページを少なくしてみましょう。
新しいタブページの表示を軽くする
新しいタブページにニュース、背景画像、ウィジェットなどが多く表示されると、少し重く感じることがあります。
新しいタブを開いた時に重い場合は、表示内容をシンプルにしてみましょう。
設定画面や新しいタブページ右上の設定から、表示内容を調整できる場合があります。
バックグラウンド動作を確認する
Edgeを閉じた後も、拡張機能や一部機能がバックグラウンドで動くことがあります。
これが原因で、PC全体が重く感じる場合があります。
確認場所です。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ システムとパフォーマンス
確認する項目です。
Microsoft Edgeが閉じているときにバックグラウンドの拡張機能およびアプリの実行を続行する
Edgeを閉じてもPCが重い場合は、この設定をオフにして様子を見るのも方法です。
ただし、通知や同期など、一部の機能に影響することがあります。必要な機能がある場合は、使い方に合わせて調整してください。
Edgeを更新する
古いバージョンのEdgeを使っていると、不具合やパフォーマンスの問題が残っている場合があります。
Edgeの更新を確認する手順です。
Edge右上の「…」
→ ヘルプとフィードバック
→ Microsoft Edgeについて
この画面を開くと、更新が確認されることがあります。
更新後は、Edgeの再起動が必要になる場合があります。
プロファイルや同期を確認する
Edgeでは、プロファイルごとに設定、拡張機能、お気に入り、履歴などが分かれます。
プロファイルに問題があると、Edgeが重く感じることがあります。
別プロファイルで試す
一時的に別プロファイルを作って動作を確認すると、原因の切り分けに役立ちます。
別プロファイルで軽い場合は、元のプロファイルに入っている拡張機能や設定、閲覧データが影響している可能性があります。
同期項目を見直す
複数端末でEdgeを使っている場合、同期設定も確認してみましょう。
大量のお気に入りや履歴、拡張機能が同期されていると、環境によっては動作に影響することがあります。
必要のない同期項目があれば、見直してもよいです。
改善しない時に試すこと
ここまで確認しても重い場合は、もう少し広い範囲で確認します。
PCを再起動する
長時間PCを使い続けていると、メモリやバックグラウンド処理が残って、動作が重くなることがあります。
EdgeだけでなくPC全体が重い場合は、一度再起動してみましょう。
他のブラウザでも確認する
同じページをChromeやFirefoxなど別のブラウザで開いてみると、原因を切り分けやすくなります。
- Edgeだけ重い
- 特定のサイトだけ重い
- どのブラウザでも重い
- PC全体が重い
このように分けて確認すると、対応しやすくなります。
Edgeの設定をリセットする
設定変更や拡張機能の影響が分からない場合は、Edgeの設定リセットを検討します。
確認場所です。
Edge右上の「…」
→ 設定
→ 設定のリセット
ただし、リセットを行うと一部の設定が初期状態に戻ります。
実行前に、何がリセットされるのか画面上の説明を確認してください。
まとめ
Microsoft Edgeが重い時は、いきなり難しい対処をするよりも、影響が少ないところから順番に確認するのがおすすめです。
まず確認したいのは、次の項目です。
- 開きすぎたタブ
- スリープタブや効率モード
- 拡張機能
- キャッシュ
- 起動時に開くページ
- バックグラウンド動作
- Edgeの更新
特に、タブの開きすぎと拡張機能は、初心者でも確認しやすく、効果が出やすいポイントです。
それでも改善しない場合は、PCの再起動、別ブラウザでの確認、Edge設定のリセットなどを順番に試しましょう。
一度に多くの設定を変えると、何が原因だったのか分かりにくくなります。1つずつ確認して、Edgeが軽くなるか様子を見るのが安心です。