Microsoft Edgeが重い時の原因と軽くする方法

Microsoft Edgeが重い時の原因と軽くする方法のイメージ

Microsoft Edgeが重いと感じる場面は、人によって違います。Edgeを開くまで時間がかかる場合もあれば、タブの切り替え、文字入力、動画、スクロール、特定サイトだけが遅い場合もあります。

この記事では、次のような症状がある人向けに、Edgeの設定や機能を1つずつ確認する方法を説明します。

  • Edgeを開くまで時間がかかる
  • タブの切り替えや文字入力が重い
  • 動画やスクロールがカクつく
  • Edgeを閉じてもバックグラウンドの動作が残る
  • 特定のサイトだけ表示や操作が遅い
  • Edge全体の不調が続いている

この記事で分かること

  • Edgeが重い原因を症状から切り分ける方法
  • 起動、操作、動画など症状別の確認方法
  • 設定変更後に改善したか判断する方法

前提: この記事は、2026年6月時点のWindows 11とMicrosoft Edgeを前提にしています。Edgeのバージョン、段階的な機能提供、パソコンの管理状態によって、設定名や表示される項目が異なる場合があります。

Edgeが重い原因を症状から切り分ける

Edgeが重い時は、設定を一度に複数変更しないことが大切です。まとめて変更すると、どの設定が効いたのか、またはどの設定で不便が出たのか分かりにくくなります。

次の流れで確認しましょう。

  1. 1項目だけ変更します。
    • 例:起動時に開くページだけ減らす
    • 例:拡張機能を1つだけオフにする
  2. Edgeを必要に応じて再起動します。
    • グラフィックス アクセラレーションなど、再起動が必要な設定があります。
    • 画面に再起動の案内が出た場合は従います。
  3. 重かったページや操作を同じ条件で試します。
    • 同じページを開く
    • 同じタブ数で比べる
    • 同じ動画や入力欄で試す
  4. 改善したか確認します。
    • 改善した場合は、変更した設定を記録します。
    • 改善しない場合は、必要に応じて元へ戻してから次を確認します。

1項目ずつ変えて効果を確かめる流れ

症状に近い項目から確認してください。

症状から確認する場所を見つけるマップ

Edge以外のアプリも重い場合は、Edgeではなくパソコン全体に原因がある可能性があります。Windows 11でPCが重い時の原因と軽くする方法も確認してください。

Edgeの起動が遅い場合

Edgeを開いてから使えるようになるまで時間がかかる場合は、起動時に読み込むページ、起動を補助する機能、新しいタブページ、Edge本体の更新状況を確認します。

起動時に開くページを減らす

起動時に複数のページを開く設定だと、Edgeを開いた直後に多くの読み込みが発生します。特に、動画サイト、ニュースサイト、Webアプリをまとめて開く設定では起動が遅く感じることがあります。

  1. Edgeの設定で、起動時に開くページの項目を確認します。
    ※右上の「…」>「設定」>「スタート、ホーム、および新しいタブ」の順に開きます。
    • 複数ページを同時に開く設定になっていないか
    • 前回のタブを復元する設定で、重いページまで復元していないか
    • 使っていないページが登録されたままになっていないか
      Edgeの「起動時に開くページ」設定画面のスクリーンショット
  2. 起動時に不要なページを減らします。
    • 毎回必要なページだけ残す
    • 後で見るページはお気に入りへ保存する
  3. Edgeを開き直します。
    • 起動直後の待ち時間が短くなったか
    • 最初に固まる時間が減ったか

スタートアップ ブーストを確認する

スタートアップ ブーストは、Edgeを速く起動するために、最小限のプロセスをバックグラウンドで動かす機能です。Microsoft公式情報でも、Edgeを閉じた後や端末の起動後にすばやく開けるよう、少ないリソースでブラウザーをバックグラウンドに残す機能として説明されています。

起動が遅い場合は、スタートアップ ブーストを有効にして比較する価値があります。ただし、Edgeを閉じても動作が残ることが気になる場合は、無効にして比較します。

  1. Edgeの設定でスタートアップ ブーストを確認します。
    ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」の順に開きます。
    • 表示されない環境もあります。
    • 管理されているパソコンでは変更できない場合があります。

Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」にあるスタートアップ ブーストのスイッチ

  1. 現在オフなら、オンにして起動速度を確認します。
    • Edgeを閉じてから開き直す
    • パソコン起動後のEdgeの開き方も確認する
  2. Edgeを閉じても動作が残る場合は、オフにして比較します。
    • 起動の速さと、閉じた後の動作のどちらを優先するか考える

新しいタブページの表示内容を確認する

新しいタブページにニュース、背景画像、ウィジェットなどが多く表示されると、Edgeを開いた直後や新しいタブを開く時に重く感じることがあります。

  1. 新しいタブページを開きます。
    • 開くたびに表示が遅いか
    • ニュースや背景画像の読み込みで待たされるか
  2. 新しいタブページの表示設定を確認します。
    ※新しいタブ画面の右上にある「歯車マーク(ページ設定)」をクリックします。
    • 表示内容をシンプルにできるか
    • 不要な情報を減らせるか(「画面の表示内容」をオフにする等)
      Edgeの新しいタブページ右上にある歯車マークとページ設定メニュー
      Edgeの新しいタブページ右上にある歯車マークとページ設定メニュー2
  3. 新しいタブを開き直します。
    • 表示までの待ち時間が減ったか

Edgeを最新版へ更新する

古いバージョンのEdgeでは、修正済みの不具合やパフォーマンス改善が反映されていない場合があります。MicrosoftはStable Channelのリリースノートで、Edgeの更新内容を継続的に公開しています。

  1. 「Microsoft Edgeについて」を開きます。 ※右上の「…」 > 「ヘルプとフィードバック」 > 「Microsoft Edgeについて」の順に開きます。

    • バージョンが確認され、最新であれば「Microsoft Edge は最新です」と表示されます。
    • 更新がある場合は自動的にダウンロードが始まります。
      Edgeの設定画面で「Microsoft Edge は最新です
  2. 負荷が高い項目を特定します。

    • 「CPU」や「メモリ」の項目名をクリックすると、使用量が多い順に並び替えることができます。
    • 突出して数字が大きいタブや、常時高い数値を出している拡張機能がないか確認します。
  3. 【重要】終了させる前に必ず確認してください タスクを強制終了すると、そのタブは即座に読み込みが停止します。安易に「タスクを終了」を押す前に、以下を確認しましょう。

    • 入力内容は大丈夫か?(長文入力中やフォーム送信中のページではないか)
    • 保存前のデータはないか?(作成中の画像や、未保存の編集画面ではないか)
    • 必要な拡張機能ではないか?(安易に終了するとサイトの表示が崩れる可能性があります)
  4. 問題ないことを確認できたら、「タスクを終了」ボタンを押します。

    • 終了後、ブラウザ全体の動作が軽くなったか確認してください。

タブの切り替えや操作が重い場合

タブの切り替え、文字入力、ページ内の操作が重い場合は、開いているタブ、スリープタブ、リソース コントロール、拡張機能を確認します。

Edge内で使用量の大きいタブや拡張機能を確認する

Edgeにブラウザー内のタスク管理機能が表示される環境では、CPUやメモリ使用量が大きいタブや拡張機能を確認できます。

  1. Edge内のタスク管理機能を開けるか確認します。
    ※Edgeを開いた状態で、キーボードの Shift + Esc キーを同時に押すと一発で開きます。
    (または、右上の「…」>「その他のツール」>「ブラウザー タスク マネージャー」の順に開きます)
    • メニュー名やショートカットは環境により異なる場合があります。
    • 管理された環境では利用できない場合があります。

Microsoft Edgeの「ブラウザー タスク マネージャー」

  1. 使用量が大きい項目を確認します。
    • CPU使用量が高いタブ
    • メモリ使用量が大きいタブ
    • 使用量が大きい拡張機能
  2. いきなり終了せず、どのページや拡張機能か確認します。
    • 作業中の入力内容がないか
    • 保存前の画面ではないか

不要なタブを閉じる

タブは開いているだけでもメモリを使うことがあります。動画、チャット、管理画面、重いWebアプリを複数開いている場合は、操作全体が重く感じることがあります。

  1. 開いているタブを確認します。
    • 動画を再生したままにしていないか
    • 同じサイトを複数開いていないか
    • 使用していない管理画面やWebアプリがないか
  2. 不要なタブを閉じます。
    ※キーボードの Ctrl + W キーを押すと、今開いているタブを素早く閉じることができます。
    • 後で読むページはお気に入りへ保存する
    • 作業中のページは必要に応じてURLを控える
    • タブを右クリックして「他のタブをすべて閉じる」を使うのも便利です。
  3. 同じ操作をもう一度試します。
    • タブの切り替えが軽くなったか
    • 文字入力の遅れが減ったか

スリープタブを確認する

スリープタブは、使っていないタブのCPU使用量を抑え、一部メモリを解放する機能です。Microsoft公式情報では、未使用のタブを自動的にスリープさせ、メモリやCPUを空ける機能として説明されています。

スリープまでの時間は設定画面で変更でき、常に動かす必要があるサイトは例外にできます。既定の時間はバージョンや設定で変わる可能性があるため、画面上の設定を確認してください。

  1. スリープタブの設定を確認します。
    ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」 > 「パフォーマンス」の順に開き、「メモリ」と記載してある項目を確認します。
    • 自動的にスリープする設定(リソースの節約)になっているか
    • スリープまでの時間が作業に合っているか
    • 常に動かすサイトが例外になっているか

Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」にあるスリープタブ(リソースの節約)の設定エリア

  1. スリープしないタブがある場合は、タブの状態を確認します。
    • 音声を再生している
    • 画面共有をしている
    • カメラやマイクを使っている
    • キャストなどを使っている
  2. タブを多く開いた状態で操作を試します。
    • アクティブなタブの操作が軽くなったか
    • 必要なWebアプリが止まっていないか

スリープしないタブがあるからといって、必ずしも不具合ではありません。

リソース コントロールを確認する

リソース コントロールは、Edge全体が使用できるメモリ量を利用者が手動で制限する機能です。Microsoft公式情報では、ブラウザーが使うメモリ量をユーザーが制御でき、低く設定しすぎるとブラウザーの性能へ影響する可能性があると説明されています。

スリープタブとリソース コントロールの違い

タブを多く開いていて操作が重い場合は、まずスリープタブを確認します。Edge全体のメモリ使用量へ上限を設けたい場合に、リソース コントロールを検討します。両方を一律に有効化するのではなく、症状に応じて確認しましょう。

  1. リソース コントロールが表示されるか確認します。
    ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」の順に開き、「パフォーマンス」内の「ゲーム」項目を確認します。

    • 表示されない環境もあります。
    • 管理状態やバージョンで利用できない場合があります。
      Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」の「ゲーム」項目にあるリソース制御(RAM制限)の設定
  2. 上限を設定する場合は、低くしすぎないようにします。

    • タブの再読み込みが増える可能性がある
    • Edge自体の性能低下につながる場合がある
  3. 設定後に同じ作業を試します。

    • 他のアプリが使いやすくなったか
    • Edgeのタブ切り替えが悪化していないか

リソース コントロールは、低くすれば低くするほど速くなる設定ではありません。

拡張機能を1つずつ確認する

拡張機能は便利ですが、ページ上で動作したり、バックグラウンドで処理したりすることがあります。原因を切り分ける時は、一度にすべて削除せず、1つずつ確認します。

  1. 最近追加した拡張機能を1つだけオフにします。
    ※右上の「パズルマーク(拡張機能)」アイコンをクリックし、「拡張機能の管理」を開きます。
    (または「…」>「拡張機能」>「拡張機能の管理」の順に開きます)
    • 使っていない拡張機能から確認する
    • 入れた覚えのない拡張機能は、提供元と権限を確認する

Edgeの「拡張機能」設定画面で、各拡張機能のオン・オフを切り替えるスイッチが並んでいる状態

  1. Edgeを開き直します。
    • 必要に応じてすべてのEdgeウィンドウを閉じる
  2. 重かった操作を試します。
    • タブ切り替え
    • 文字入力
    • 特定サイトの操作
  3. 改善しなければ元へ戻して次を確認します。
    • どの拡張機能を確認したか記録する
    • 必要な拡張機能までまとめて削除しない

特定の種類の拡張機能を、根拠なく「重くなりやすい」と決めつけないようにしましょう。

動画やスクロールがカクつく場合

動画再生やページのスクロールがカクつく場合は、省エネ設定とグラフィックス アクセラレーションを確認します。どちらも環境によって結果が変わるため、現在の設定を反対にして比較します。

省エネの設定を確認する

省エネ(Energy saver、旧称:効率モード)は、CPUやメモリ使用量を抑え、バッテリー消費を減らすための機能です。Microsoft公式情報では、Energy saverをオンにすると、動画が滑らかでなくなったり、閲覧時に目に見える遅延が出たりする場合があると説明されています。

英語版の公式情報では、設定の選択肢として「Balanced(バランス)」と「Maximum(最大限に抑える)」が案内されています。バランスは、バッテリー消費と操作の滑らかさのバランスを取る推奨設定です。最大限に抑えるは、より強くCPUやメモリ使用量を抑えるため、動画が滑らかでなくなったり、閲覧時に遅延を感じたりする場合があります。

動画やスクロールがカクつく場合は、Maximumになっていないか確認します。一方で、バッテリーを長持ちさせたい場合にはMaximumが役立つこともあります。どちらか一方を常におすすめする設定ではありません。

省エネのBalancedとMaximumの違い

  1. 省電力(省エネ)の設定を確認します。
    ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」の順に開き、「電源」項目を確認します。
    • 「省電力を有効にする」がオンになっているか確認します。

Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」の「電源」項目にある省電力設定エリア

  1. 動画やスクロールの滑らかさを優先するための「おすすめ設定」に調整します。
    • 「バランス」を選択する: 「最大の節約」は強く制限がかかり、カクつきの原因になりやすいため避けます。
    • 「電源に接続している場合でも省電力を使用する」をオフにする: 充電中(電源接続時)まで動作が重くなるのを防ぎます。
  2. 同じ動画やページで確認します。
    • 動画のカクつきが減ったか
    • スクロールの引っかかりが減ったか
    • (※バッテリーを長持ちさせたい外出時などは、必要に応じて設定を戻してください)

パソコン全体の負荷を抑えたい場合と、動画や操作の滑らかさを優先する場合では、適切な設定が異なります。

グラフィックス アクセラレーションを確認する

グラフィックス アクセラレーションは、画面表示の処理にGPUを利用する設定です。動画、スクロール、画面表示の不調を切り分ける時に確認します。

Microsoftのポリシー説明では、この設定を有効にするか未構成の場合、利用できる環境ではグラフィックス アクセラレーションが使われ、無効にするとオフになります。また、変更にはブラウザーの再起動が必要です。

  1. 現在の設定を確認します。 ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」の順に開き、一番上にある「システム」項目を確認します。
    • 「使用可能な場合はグラフィック アクセラレータを使用する」のスイッチを確認します。
    • 現在オンなら、一度オフにして比較します。
    • 現在オフなら、一度オンにして比較します。

Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」の「システム」項目にあるグラフィックアクセラレータのオン・オフ設定

  1. Edgeを再起動します。

    • スイッチを切り替えると表示される「再起動」ボタンを押します。
    • 作業中のページがある場合は、保存してから再起動してください。
  2. 同じ動画やスクロールで確認します。

    • カクつきが減ったか
    • 逆に表示が遅くなっていないか
    • (※すべての環境でオフにすれば速くなるわけではありません。パソコンの部品との相性によって結果が異なります)

すべての環境でオフにすれば速くなるわけではありません。GPUやドライバーとの組み合わせによって結果が異なります。

設定変更後に動画とスクロールを再確認する

動画やスクロールの確認では、変更前と「同じ条件」で比べることが重要です。
以下のポイントを意識して、スムーズに動くようになったかチェックしましょう。

  1. 同じ動画を開いて再生状態を確認します。

    • 同じ画質で再生する(自動設定だと画質が変わってしまうため固定します)
    • 同じ再生位置付近で確認する(動きの激しいシーンなどで比べます)
  2. 同じWebページをスクロールして滑らかさを確認します。

    • 画像や広告の多い、あえて重くなりやすい場所で比べる
    • 画面の拡大率を変えずに確認する
  3. 変更前より悪化していないか、全体のバランスを確認します。

    • 映像が乱れたり、カクつきが増えたりしていないか
    • 音声と映像がずれていないか(音ズレの確認)
    • スクロール以外の操作(文字入力など)が重くなっていないか

Edgeを閉じても動作が残る場合

Edgeを閉じてもプロセスが残ることがあります。これは、スタートアップ ブーストやバックグラウンドの拡張機能、アプリの動作が関係している場合があります。

メモ: プロセスが残っていること自体は、必ずしも異常ではありません。閉じた後にパソコンが重い、ファンが回り続ける、通知が不要なのに出るなど、困っている症状がある時に確認します。

スタートアップ ブーストをオフにして比較する

スタートアップ ブーストは、Edgeの起動を速くするため、最小限のリソースでバックグラウンド動作する機能です。閉じた後の動作が気になる場合は、オフにして比較します。

  1. スタートアップ ブーストの設定を確認します。 ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」>「システム」の順に開き、「スタートアップ ブースト」の項目を確認します。
    • オンになっているか
    • 設定を変更できるか

Edgeの設定画面「システムとパフォーマンス」にあるスタートアップ ブーストのスイッチ

  1. オフにしてEdgeを閉じます。

    • すべてのEdgeウィンドウを閉じる
    • 少し待ってから状態を見る(タスクマネージャー等で確認)
  2. 次にEdgeを開いた時の起動速度も確認します。

    • 閉じた後の動作が減ったか
    • 起動が遅くなりすぎていないか(※遅すぎる場合はオンに戻すか検討します)

バックグラウンドの拡張機能とアプリを確認する

Edgeには、閉じた後も拡張機能やアプリの一部をバックグラウンドで動かす設定があります。通知や一部の拡張機能へ影響する可能性があるため、必要な機能がある場合は注意して変更します。

  1. バックグラウンド動作の設定を確認します。 ※右上の「…」>「設定」>「システムとパフォーマンス」>「システム」の順に開き、「 Edge を閉じたときにバックグラウンド拡張機能とアプリの実行を続行する」の項目を確認します。
    • Edgeを閉じている時も拡張機能やアプリを続ける設定か
    • 通知が必要なWebアプリを使っているか

Edgeの設定画面バックグラウンドアプリの実行を続行するスイッチ

  1. オン・オフそれぞれの動作の違いを元に、設定を切り替えます。

    • 【オン(有効)】の場合(初期設定)
      • 動作: Edgeを閉じても、メールやSNSの新着通知がリアルタイムで届きます。
      • 注意点: ブラウザを閉じてもパソコンのメモリやCPUを一部消費し続けるため、「閉じても動作が残る」原因になります。
    • 【オフ(無効)】の場合(おすすめ)
      • 動作: Edgeを閉じるとバックグラウンドの処理も完全に終了するため、パソコンの負荷を確実に減らせます。
      • 注意点: Edgeで開いていたLINEやOutlookなどのWebアプリから、Edgeを閉じている間は通知が届かなくなります。
  2. 設定を切り替えた後、Edgeを閉じてパソコンの動作を確認します。

    • 閉じた後にパソコンが軽くなったか
    • 通知が来なくなって不便ではないか(※不便な場合はオンに戻してください)

すべてのEdgeウィンドウを閉じて変化を確認する

設定を変えた後は、すべてのEdgeウィンドウを一度閉じてから動作の変化を確認します。 ※バックグラウンド設定によってはプロセスが残る場合がありますが、それ自体は異常ではありません。

  1. すべてのEdgeウィンドウを閉じます。

    • 注意: ダウンロード中のファイルがないか確認する
    • ブログやSNSなど、未保存の入力内容がないか確認する
  2. 完全に処理が終わるまで数十秒待ちます。

    • パソコンの動作音(ファンの音)が静かになるか確認する
    • (※設定によってはEdgeのプロセスがいくつか裏で残る場合がありますが、異常と断定しないでください)
  3. もう一度Edgeを開き直して、全体の動作を確認します。

    • 起動速度が大きく変わったか
    • 閉じた後のパソコン全体の負荷(重さ)が減ったか

特定のサイトだけ遅い場合

他のサイトは問題ないのに、特定のサイトだけ表示や操作が遅い場合は、そのサイトに関係する拡張機能、キャッシュ、Cookie、保存データを切り分けます。

InPrivateウィンドウで同じサイトを確認する

特定のサイトだけが遅い場合、普段使っている拡張機能やキャッシュの影響を受けている可能性があります。
InPrivateウィンドウは、これらと切り離された状態でブラウザを開くため、原因の切り分けに最適です。

  1. InPrivateウィンドウを起動します。 ※右上の「…」>「新しい InPrivate ウィンドウ」を選択します(または Ctrl + Shift + N キー)。

Edgeで「新しい InPrivate ウィンドウ」を選択する手順を示す画像

  1. InPrivateウィンドウで、重いサイトを直接開いて試します。

    • 同じページを開く
    • 同じ操作(ログインやクリックなど)を試す
  2. 通常ウィンドウと動作を比べます。

    • 【InPrivateで速い場合】: 通常ウィンドウの拡張機能や、蓄積されたキャッシュ・Cookieが原因の可能性が高いです。
    • 【InPrivateでも遅い場合】: サイト側のサーバー混雑や、インターネット回線そのものの問題である可能性が高いです。

InPrivateで改善する場合、通常ウィンドウの拡張機能、キャッシュ、Cookie、保存データなどが関係している可能性があります。ただし、それだけで原因を断定しないようにします。

拡張機能の影響を確認する

特定のサイトだけ表示や操作が遅い場合、そのサイト上で動作する拡張機能が干渉している可能性があります。
1つずつ切り分けて原因を特定しましょう。

  1. サイト上で動作している拡張機能を確認します。

    • サイト上にボタンやメニューを追加する拡張機能
    • 入力補助や自動入力を行う拡張機能
    • 広告ブロックやセキュリティ関連の拡張機能
  2. 疑わしい拡張機能を1つだけオフにして試します。 ※パズルアイコンから「拡張機能の管理」を開き、該当するもののスイッチをオフにします。

    • 重要: 一度に複数オフにせず、必ず「1つずつ」切り替えて動作を確認してください。

Edgeの拡張機能管理画面で、特定の拡張機能をオフにしている状態

  1. サイトを再読み込み(F5キー)して改善するか確認します。

    • 改善すれば、その拡張機能が原因の可能性が高いです。
    • 改善しなければ元へ戻し、次の拡張機能を試します。
  2. 特定できた場合は、必要に応じて設定を見直します。

    • そのサイトだけ拡張機能を無効にする設定がないか確認する
    • 別の似た機能を持つ拡張機能へ乗り換える

キャッシュを安全に削除する

キャッシュ(Webページの読み込みを速くする一時データ)は、特定のサイトの表示がおかしい時や、古いデータが残っている時に削除すると効果的です。ただし、削除項目を間違えるとログイン状態まで消えてしまうため注意が必要です。

キャッシュとCookieを削除した時の影響の違い

  1. 閲覧データの削除画面を開きます。
    ※右上の「…」>「設定」>「プライバシー/検索/サービス」>「閲覧データをクリア」>「今すぐ閲覧データをクリア」の「クリアするデータの選択」を選択します。

Edgeの閲覧データ削除画面で、キャッシュのみにチェックを入れている状態

  1. 削除項目を慎重に選びます。

    • 【安全】キャッシュされた画像とファイル: これを中心に削除します(サイトの表示を速くする一時データ)。
    • 【注意】Cookieおよびその他のサイトデータ: これを削除すると、ログイン中のサイトからログアウトされます。特定サイトの調子が悪い時以外は、最初はチェックを外しておきましょう。
    • 【注意】パスワードや自動入力データ: 削除すると入力が面倒になるため、基本はチェックを外します。
  2. 削除を実行し、サイトを確認します。

    • 「今すぐクリア」を押して完了させます。
    • Edgeを一度閉じ、対象のサイトを再度開いて表示や動作を確認します。

注意: Cookieを削除すると、ログイン状態やサイト設定に影響する場合があります。パスワードや自動入力データも、確認せずに削除しないようにしましょう。

サイトごとのCookieや保存データを確認する

特定のサイトだけ表示がおかしい、ログイン状態がループするなど不調が続く場合は、そのサイト専用のデータを削除して初期状態に戻すのが効果的です。

  1. サイト個別の設定画面を開きます。
    ※対象のサイトを開いた状態で、アドレスバー左側の「鍵マーク(または調整アイコン)」をクリックし、「Cookieとサイトデータ」を選択します。

    • サイトの管理画面から直接開くことも可能です。
  2. 保存されているデータを確認し、削除します。

    • 【注意】: 削除を実行すると、そのサイトからは強制的にログアウトされ、入力中のデータも消えます。
    • ゴミ箱アイコンや「削除」ボタンを押して、データをクリアします。

Edgeのサイト設定画面で、特定のサイトのCookieやデータを削除する手順

  1. サイトを再読み込み(F5キー)します。
    • 新しい状態で読み込まれ、不具合が解消したか確認します。
    • 必要に応じて、再度ログインして操作を試します。

Edge全体の不調が続く場合

起動、タブ操作、動画、特定サイトのどれかに絞れず、Edge全体の不調が続く場合は、更新、別プロファイル、設定リセットの順に検討します。

Edgeを最新版へ更新する

Edgeの更新確認は、起動が遅い場合の章で説明した「Microsoft Edgeについて」から行います。更新後は、Edgeを再起動して同じ操作を確認してください。

Edgeの設定リセットを検討する

これまでの手順をすべて試しても改善しない場合の「最終手段」です。Edgeの設定をインストール直後の初期状態に戻します。

※重要:実行前に必ず画面上の警告を読んでください。 基本的にはお気に入りや保存したパスワードは保持されますが、拡張機能やスタートアップページの設定などは初期化されます。

  1. 設定リセットの画面を開きます。 ※右上の「…」>「設定」>「設定のリセット」>「設定を復元して既定値に戻します」を選択します。

Edgeの設定リセット画面と、リセット対象が表示されている警告ダイアログ

  1. 警告メッセージを確認します。

    • リセットされるもの: スタートアップページ、新しいタブページ、検索エンジン、固定されたタブ、拡張機能(無効化)、一時データ(Cookieなど)
    • 保持されるもの: お気に入り、履歴、保存されたパスワード
    • ※警告の内容はバージョンにより異なる場合があるため、必ず自分の画面の注意書きを読んでください。
  2. 必要な情報を控えてから実行します。

    • 使っていた拡張機能の名前(リセット後に再インストールや有効化が必要です)
    • カスタマイズしていた細かい設定内容
  3. 「リセット」ボタンを押します。

    • 完了後、Edgeを一度閉じて開き直し、動作が改善したか確認します。

まとめ

Microsoft Edgeが重い時は、すべての設定を一律に変更するのではなく、症状に合った項目を1つずつ確認することが大切です。

  • 起動が遅い
    • 起動ページ、スタートアップ ブースト、更新
  • タブや操作が重い
    • 重いタブ、スリープタブ、拡張機能、リソース コントロール
  • 動画やスクロールがカクつく
    • 省エネ、グラフィックス アクセラレーション
  • 閉じても動作が残る
    • スタートアップ ブースト、バックグラウンド動作
  • 特定サイトだけ遅い
    • InPrivate、拡張機能、キャッシュ、サイトデータ

設定を変更したら、Edgeを必要に応じて再起動し、重かったページや操作を同じ条件で試してください。改善しない設定は元へ戻し、次の候補を1つだけ確認すると、原因を切り分けやすくなります。

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