Google Chromeが重い時に確認する設定

Google Chromeが重い時に確認する設定のイメージ

この記事で分かること

この記事では、Google Chromeが重い時に確認したい設定や見直しポイントを解説します。

主に、次の内容が分かります。

  • Chromeが重くなる主な原因
  • 不要なタブや拡張機能を見直す方法
  • キャッシュや閲覧データを削除するときの注意点
  • Chromeを最新版に更新する方法
  • Chromeのタスクマネージャーで重い原因を探す方法
  • それでも改善しない時に確認したいこと

Chromeが重い原因は、Chromeだけにあるとは限りません。開いているタブ、拡張機能、キャッシュ、PC全体のメモリ不足、Windows Updateなど、複数の要素が関係していることがあります。

まずは、影響が少ない確認項目から順番に見ていきましょう。

まず確認したいこと

Chromeが重い時は、いきなり設定を大きく変更するよりも、次の順番で確認するのがおすすめです。

  1. 使っていないタブを閉じる
  2. 使っていない拡張機能を無効にする
  3. Chromeのタスクマネージャーで重いタブや拡張機能を確認する
  4. Chromeを最新版に更新する
  5. キャッシュや閲覧データを必要に応じて削除する
  6. PC全体のメモリや起動中アプリを確認する

Googleのヘルプでも、Chromeを速くする方法として、Chromeの更新、不要なタブを閉じること、使っていない拡張機能をオフまたは削除すること、Chromeのタスクマネージャーで不要な処理を終了することなどが案内されています。

Google Chromeが重くなる主な原因

Chromeが重く感じる原因はいくつかあります。ここでは、初心者でも確認しやすい代表的な原因を整理します。

開いているタブが多い

Chromeでタブをたくさん開いていると、その分だけメモリやCPUを使います。

特に、次のようなページを複数開いている場合は重くなりやすいです。

  • 動画サイト
  • SNS
  • Webメール
  • オンライン会議ツール
  • 画像編集や資料作成などのWebアプリ
  • 広告や動画が多いページ

使っていないタブは閉じるか、あとで読むページはブックマークに保存しておくと整理しやすくなります。

拡張機能が多い

拡張機能はChromeに便利な機能を追加できる仕組みです。

ただし、拡張機能が多いと、ページ表示や操作に影響することがあります。特に、すべてのページで動作する拡張機能や、広告・翻訳・メモ・スクリーンショット系の拡張機能は、ページ読み込み時に処理が増える場合があります。

使っていない拡張機能は、無効化または削除を検討しましょう。

キャッシュや閲覧データが溜まっている

Chromeは、ページを速く表示するために画像やファイルなどを一時的に保存します。これをキャッシュと呼びます。

通常は便利な仕組みですが、古いデータが残って表示がおかしくなったり、サイトごとのデータが増えたりすることがあります。

ただし、キャッシュやCookieを削除すると、サイトからログアウトされたり、入力状態や表示設定がリセットされたりする場合があります。削除前に、必要なログイン情報や作業中の内容がないか確認しましょう。

PC全体のメモリが不足している

Chromeだけでなく、PC全体のメモリが不足している場合も、Chromeが重く感じる原因になります。

たとえば、次のような状態です。

  • Chrome以外のアプリをたくさん開いている
  • ゲームや動画編集アプリを起動している
  • クラウド同期やセキュリティスキャンが動いている
  • Windows Updateが裏側で動いている
  • メモリ容量が少ないPCを使っている

この場合、Chromeの設定だけでなく、Windows側の起動中アプリやタスクマネージャーも確認しましょう。

Chromeが重い時に確認する設定

ここからは、Chromeが重い時に確認したい項目を順番に説明します。

不要なタブを閉じる

まず、使っていないタブを閉じます。

タブを閉じるには、タブの右側にある「×」をクリックします。キーボード操作なら、現在開いているタブを次のショートカットで閉じられます。

Ctrl + W

複数のタブを開いて作業している場合は、必要なものだけ残し、あとで見たいページはブックマークに保存しておくと安心です。

使っていない拡張機能を無効にする

次に、拡張機能を確認します。

Chromeでは、次の手順で拡張機能を管理できます。

Chrome右上の「︙」
→ 拡張機能
→ 拡張機能を管理

または、アドレスバーに次のURLを入力して開くこともできます。

chrome://extensions/

一覧を見て、使っていない拡張機能があれば、まずはスイッチをオフにして様子を見ましょう。不要だと分かっているものは削除しても構いません。

ただし、パスワード管理、セキュリティ、仕事や学校で必要な拡張機能は、用途を確認してから変更してください。

キャッシュを削除する

ページの表示がおかしい、特定のサイトだけ重い、古い表示が残っている場合は、キャッシュ削除を試すとよいでしょう。

Chromeでは、次の手順で閲覧データを削除できます。

Chrome右上の「︙」
→ 設定
→ プライバシーとセキュリティ
→ 閲覧履歴データを削除

初心者の場合、最初は「キャッシュされた画像とファイル」を中心に削除するのがおすすめです。

Cookieやサイトデータを削除すると、サイトからログアウトされたり、サイトごとの設定が消えたりすることがあります。必要なアカウントに再ログインできるか確認してから操作しましょう。

Chromeを最新版に更新する

Chromeが古いままだと、不具合やセキュリティ面の問題が残る場合があります。

Chromeの更新は次の手順で確認できます。

Chrome右上の「︙」
→ ヘルプ
→ Google Chromeについて

この画面を開くと、Chromeが更新を確認します。更新がある場合は、案内に従って再起動します。

更新後は、開いていた通常タブやウィンドウは再表示されることがありますが、シークレットウィンドウは戻らない場合があります。作業中の内容がある場合は、先に保存しておきましょう。

パフォーマンス設定を確認する

Chromeには、メモリ使用量やページ読み込みに関係するパフォーマンス設定があります。

環境によって表示項目は異なる場合がありますが、設定から次の場所を確認します。

Chrome右上の「︙」
→ 設定
→ パフォーマンス

ここでは、メモリセーバーやページのプリロードに関する設定が表示される場合があります。

メモリセーバーは、使っていないタブのメモリ使用を抑えるための機能です。一方、ページのプリロードは、次に開きそうなページを事前に読み込むことで表示を速くするための機能ですが、通信やCookieの利用に関係する場合があります。

どちらも環境や使い方によって合う設定が異なるため、変更したらしばらく使って様子を見ましょう。

ハードウェアアクセラレーションを確認する

Chromeでは、環境によってグラフィック処理にハードウェアアクセラレーションを使う場合があります。

動画再生や画面表示が不安定な場合は、設定を確認してみるとよいでしょう。

Chrome右上の「︙」
→ 設定
→ システム
→ ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する

この設定は、オンが適している場合もオフが適している場合もあります。変更した場合はChromeの再起動が必要になることがあります。

画面表示や動画再生の不具合がない場合は、無理に変更しなくても問題ありません。

Chromeのタスクマネージャーで重い原因を確認する

Chromeには、Windowsのタスクマネージャーとは別に、Chrome内のタブや拡張機能の負荷を確認できるタスクマネージャーがあります。

Chromeのタスクマネージャーは、次の手順で開けます。

Chrome右上の「︙」
→ その他のツール
→ タスク マネージャ

または、次のショートカットで開ける場合があります。

Shift + Esc

Chromeのタスクマネージャーでは、タブ、拡張機能、バックグラウンド処理などが一覧で表示されます。「メモリ使用量」や「CPU」などを見て、明らかに負荷が高いタブや拡張機能がないか確認しましょう。

不要なタブや処理であれば終了できますが、作業中のページを終了すると入力中の内容が失われることがあります。終了する前に、保存が必要な作業がないか確認してください。

それでも重い時に確認すること

Chromeの設定を見直しても改善しない場合は、Chrome以外の原因も考えられます。

PCを再起動する

長時間PCを使っている場合は、再起動で改善することがあります。

スタート
→ 電源
→ 再起動

再起動すると、一時的な処理やアプリの状態がリセットされます。

Windows側の起動中アプリを確認する

Chrome以外のアプリがPCに負荷をかけている場合もあります。

Windowsのタスクマネージャーを開き、CPU、メモリ、ディスク使用率を確認しましょう。

Ctrl + Shift + Esc

PC全体が重い場合は、Chromeだけでなく、起動中アプリやスタートアップアプリも見直すと原因を見つけやすくなります。

別ブラウザでも同じか確認する

特定のサイトだけ重い場合は、別のブラウザでも同じように重いか確認すると、原因を切り分けやすくなります。

別ブラウザでも同じサイトが重い場合は、サイト側の問題、通信環境、PC性能などが関係している可能性があります。

Chromeだけが重い場合は、拡張機能、キャッシュ、Chromeの設定、プロファイルの状態などを中心に確認しましょう。

注意点:データ削除前にログイン情報を確認する

Chromeが重い時の対処として、キャッシュやCookieの削除、設定のリセットなどを行うことがあります。

ただし、データ削除やリセットの前には、次の点を確認してください。

  • 必要なサイトに再ログインできるか
  • 保存していない作業中の内容がないか
  • 仕事や学校で必要な拡張機能を消そうとしていないか
  • パスワード管理アプリや認証アプリを使える状態か

特にCookieやサイトデータを削除すると、ログイン状態やサイトごとの設定に影響する場合があります。

また、Chromeの設定リセットを行うと、ホームページ、起動ページ、固定タブ、コンテンツ設定、Cookieとサイトデータ、拡張機能やテーマなどに影響します。一方で、保存済みのブックマークやパスワードは削除・変更されないとGoogleヘルプでは説明されています。

設定リセットは最後の手段として考え、まずはタブ、拡張機能、キャッシュ、Chrome更新、PC全体の負荷から順番に確認しましょう。

まとめ

Google Chromeが重い時は、まず開きすぎたタブ、使っていない拡張機能、Chromeのタスクマネージャー、キャッシュ、Chrome更新を確認しましょう。

最初に確認したい流れは次のとおりです。

  1. 不要なタブを閉じる
  2. 拡張機能を見直す
  3. Chromeのタスクマネージャーを確認する
  4. Chromeを最新版に更新する
  5. 必要に応じてキャッシュを削除する
  6. PC全体の負荷も確認する

キャッシュやCookieの削除、設定リセットを行う場合は、ログイン情報や作業中の内容に注意してください。

ChromeだけでなくPC全体が重い場合は、起動中アプリ、スタートアップアプリ、ストレージ容量、Windows Updateなどもあわせて確認すると、原因を見つけやすくなります。

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