この記事で分かること
この記事では、Google Chromeの拡張機能を見直して軽く使う方法を初心者向けに解説します。
主に、次の内容が分かります。
- Chromeの拡張機能とは何か
- 拡張機能が多いと重くなることがある理由
- 拡張機能の一覧を確認する方法
- 使っていない拡張機能を無効化する方法
- 不要な拡張機能を削除する方法
- 権限が多い拡張機能に注意する理由
- Chromeが重い時の確認手順
Chromeの拡張機能は便利ですが、入れすぎるとブラウザが重く感じたり、ページの表示に影響したりすることがあります。
使っていない拡張機能を見直すだけでも、Chromeをすっきり使いやすくできます。
Chromeの拡張機能とは
Chromeの拡張機能とは、Chromeに機能を追加するための小さなプログラムのようなものです。
たとえば、次のような機能があります。
- 広告を非表示にする
- パスワード管理を補助する
- 翻訳をしやすくする
- スクリーンショットを撮る
- メモを保存する
- 文章作成を補助する
- Webページの見た目を変える
- タブ管理をしやすくする
便利な反面、拡張機能はWebページ上で動くことがあります。
そのため、数が多いとChromeの動作に影響する場合があります。
拡張機能が多いと重くなることがある理由
拡張機能は、必要に応じてバックグラウンドで動いたり、ページを開いた時に処理を行ったりすることがあります。
その結果、次のような影響が出る場合があります。
- Chromeの起動が遅く感じる
- ページ表示が遅く感じる
- メモリ使用量が増える
- CPU使用率が上がる
- タブの切り替えが重くなる
- 特定のサイトで表示が崩れる
- 他の拡張機能と相性が悪くなる
すべての拡張機能が重いわけではありません。
ただし、使っていない拡張機能を入れたままにしておくと、無駄な負担になる可能性があります。
拡張機能の一覧を確認する
まず、今Chromeに入っている拡張機能を確認しましょう。
手順です。
Chrome右上の︙
→ 拡張機能
→ 拡張機能を管理
または、アドレスバーに次を入力します。
chrome://extensions/
この画面で、インストールされている拡張機能の一覧を確認できます。
見るポイントです。
- 使っている拡張機能か
- 名前に見覚えがあるか
- 同じような機能が重複していないか
- 最近入れたものはあるか
- 不要なものが有効になっていないか
- エラーや警告が表示されていないか
まずは、見覚えがあるものと、見覚えがないものを分けて確認しましょう。
使っていない拡張機能を無効化する
不要かどうか迷う拡張機能は、いきなり削除せず、まず無効化して試すのがおすすめです。
無効化すると、拡張機能を残したまま動作を止められます。
手順です。
chrome://extensions/ を開く
→ 対象の拡張機能を探す
→ スイッチをオフにする
無効化したあと、Chromeを使ってみて問題がないか確認します。
確認することです。
- よく使うサイトが問題なく表示されるか
- 必要な機能が使えなくなっていないか
- Chromeが軽く感じるか
- 表示崩れが改善したか
- エラーが減ったか
問題がなければ、その拡張機能は普段は不要かもしれません。
必要になった時だけオンにする使い方もできます。
不要な拡張機能を削除する
もう使わないと分かっている拡張機能は、削除してもよいでしょう。
手順です。
chrome://extensions/ を開く
→ 対象の拡張機能を探す
→ 削除
→ 確認画面で削除
削除候補になりやすいものです。
- 以前使っていたが今は使っていないもの
- 同じような機能が重複しているもの
- 何のために入れたか分からないもの
- 最近使っていないもの
- 公式サイトや提供元が分かりにくいもの
- 表示や動作に影響していそうなもの
ただし、パスワード管理、業務用ツール、会社や学校で必要な拡張機能は、削除前に確認しましょう。
勝手に削除すると、ログインや業務に影響する場合があります。
似た機能の拡張機能を整理する
同じような機能の拡張機能が複数入っていると、Chromeが重くなるだけでなく、動作がぶつかることがあります。
たとえば、次のような重複です。
- 広告ブロック系が複数ある
- 翻訳系が複数ある
- スクリーンショット系が複数ある
- タブ管理系が複数ある
- 文章補助系が複数ある
- クーポン・価格比較系が複数ある
同じ目的の拡張機能は、よく使うものだけに絞ると管理しやすくなります。
どれを残すか迷う場合は、1つずつ無効化して、使い勝手や重さを確認しましょう。
最近追加した拡張機能を疑う
Chromeが急に重くなった場合は、最近追加した拡張機能が原因の可能性があります。
確認したいことです。
- 最近インストールした拡張機能はあるか
- 追加後にページ表示が遅くなったか
- 特定のサイトでだけ問題が出るか
- Chromeのメモリ使用量が増えたか
- 通知や広告のような表示が増えたか
原因を切り分ける時は、最近追加した拡張機能を一時的に無効化してみます。
最近追加した拡張機能をオフ
→ Chromeを再起動
→ 動作を確認
これで改善する場合、その拡張機能が影響している可能性があります。
権限を確認する
拡張機能によっては、閲覧中のページにアクセスしたり、サイト上のデータを読み取ったりする権限を求めることがあります。
拡張機能の管理画面で、詳細や権限を確認できる場合があります。
注意したい権限の例です。
- 閲覧履歴を読み取る
- すべてのWebサイト上のデータを読み取る
- コピーしたデータを扱う
- ダウンロードを管理する
- 通知を表示する
- タブやブラウザの設定を変更する
すべての権限が危険というわけではありません。
たとえば、広告ブロックや翻訳、パスワード管理などは、機能のために一定の権限が必要な場合があります。
ただし、用途に対して権限が大きすぎると感じる場合は、本当に必要な拡張機能か見直しましょう。
サイトへのアクセス権を見直す
拡張機能によっては、どのサイトで動作するかを設定できる場合があります。
すべてのサイトで動かす必要がない拡張機能は、必要なサイトだけで使うようにすると安心です。
確認場所の例です。
chrome://extensions/
→ 対象の拡張機能
→ 詳細
→ サイトへのアクセス
表示される項目は拡張機能によって異なります。
考え方の例です。
- 常に使う必要がある … すべてのサイトで許可する場合もある
- 特定サイトだけで使う … 対象サイトだけ許可する
- たまに使う … クリックした時だけ許可する
必要以上に多くのサイトで動かさないことは、動作面でもセキュリティ面でも役立ちます。
Chromeのタスクマネージャーで確認する
拡張機能が重いかどうかを確認したい時は、Chromeのタスクマネージャーを使います。
開き方です。
Chrome右上の︙
→ その他のツール
→ タスク マネージャ
または、Chromeを開いた状態で次のキーを使える場合があります。
Shift + Esc
Chromeのタスクマネージャーでは、タブや拡張機能ごとのメモリ使用量やCPU使用率を確認できます。
拡張機能が大きくメモリやCPUを使っている場合は、無効化や削除を検討しましょう。
ただし、見慣れない名前があっても、すぐに終了しない方が安全です。
まずは管理画面で何の拡張機能か確認しましょう。
シークレットウィンドウで切り分ける
通常の画面では問題が出るのに、シークレットウィンドウでは問題が出ない場合、拡張機能が影響している可能性があります。
開き方です。
Chrome右上の︙
→ 新しいシークレット ウィンドウ
または、Windowsでは次のキーを使える場合があります。
Ctrl + Shift + N
多くの拡張機能は、初期状態ではシークレットウィンドウで無効になっていることがあります。
そのため、通常画面とシークレット画面を比べると、拡張機能の影響を切り分けやすくなります。
ただし、シークレットで実行を許可している拡張機能がある場合は、その影響も残ることがあります。
削除した方がよい可能性がある拡張機能
次のような拡張機能は、見直し候補になります。
- 何のために入れたか分からない
- 長期間使っていない
- 提供元がよく分からない
- レビューや評価が極端に不自然
- 不要な広告や通知が増えた
- 検索結果や新しいタブ画面が勝手に変わった
- 権限が多すぎる
- 公式ストアから削除されている
特に、検索エンジンや新しいタブ画面が勝手に変わった場合は注意しましょう。
拡張機能や不要なソフトがブラウザ設定を変えている可能性があります。
削除前に確認したい拡張機能
一方で、すぐに削除しない方がよいものもあります。
注意したい拡張機能です。
- パスワード管理
- セキュリティ関連
- 会社や学校で指定されたもの
- 業務システム用
- 認証やログイン補助
- アクセシビリティ補助
- 日常的に使っている翻訳や入力補助
これらは、削除すると普段の作業やログインに影響する可能性があります。
削除する前に、役割や再インストール方法を確認しましょう。
Chromeが重い時の確認順
Chromeが重い時は、拡張機能だけでなく、タブやキャッシュなども関係します。
初心者が確認するなら、次の順番がおすすめです。
- 不要なタブを閉じる
- Chromeのタスクマネージャーを見る
- 使っていない拡張機能を無効化する
- 最近追加した拡張機能を確認する
- 不要な拡張機能を削除する
- メモリセーバーを確認する
- Chromeを再起動する
- Chromeを更新する
いきなり全部削除するのではなく、1つずつ確認すると原因を見つけやすくなります。
拡張機能を入れる時の注意点
今後、新しい拡張機能を入れる時は、次の点を確認しましょう。
- 本当に必要な機能か
- 提供元は信頼できるか
- レビューや評価は不自然ではないか
- 更新されているか
- 求める権限が多すぎないか
- 同じ機能の拡張機能をすでに入れていないか
- 公式のChromeウェブストアから入れているか
便利そうだからといって、何でも入れると管理が難しくなります。
「必要になった時だけ入れる」「使わなくなったら消す」という考え方がおすすめです。
よく分からない高速化拡張機能に注意する
Chromeを軽くしたい時に、高速化やメモリ解放をうたう拡張機能を入れたくなることがあります。
しかし、よく分からない拡張機能を追加すると、かえってChromeが重くなることがあります。
注意したいものです。
- 効果が分かりにくい高速化系
- 不安をあおる説明が多いもの
- 権限が多すぎるもの
- 広告や通知が増えるもの
- 提供元が不明なもの
- 似た機能の拡張機能がすでにあるもの
Chromeを軽くしたい場合は、まずタブ整理、メモリセーバー、不要な拡張機能の無効化から始めましょう。
初心者におすすめの整理手順
拡張機能を見直すなら、次の順番がおすすめです。
chrome://extensions/を開く- 入っている拡張機能を確認する
- 使っていないものを無効化する
- Chromeを再起動して様子を見る
- 問題がなければ不要なものを削除する
- 権限が多いものを確認する
- 今後使うものだけ残す
最初から一気に削除しなくても大丈夫です。
まずは無効化で試して、必要なものと不要なものを分けるだけでも、Chromeをすっきり使いやすくできます。
まとめ
Chromeの拡張機能は便利ですが、増えすぎると動作が重くなったり、ページ表示に影響したりすることがあります。
まずは、拡張機能の管理画面を開き、今入っているものを確認しましょう。
見直したいポイントは次の通りです。
- 使っていない拡張機能を無効化する
- 不要な拡張機能を削除する
- 似た機能の拡張機能を減らす
- 最近追加したものを確認する
- 権限が多すぎないか見る
- サイトへのアクセス権を確認する
- Chromeのタスクマネージャーで負荷を見る
Chromeを軽く使うには、拡張機能を増やしすぎないことが大切です。
必要なものだけを残し、使っていないものは無効化または削除して、すっきりした状態で使いましょう。