Windows 11では、標準機能だけでスクリーンショットを撮れます。
画面の一部だけを撮ったり、画面全体を画像ファイルとして保存したり、撮った画像をそのままメールやチャットに貼り付けたりできます。
この記事では、Windows 11でスクリーンショットを撮る方法を初心者向けに解説します。
この記事で分かること
- 画面の一部だけを撮る基本の方法(
Windowsキー + Shift + S) - 画面全体やウィンドウ単位で撮る方法
- 撮ったスクリーンショットの保存方法と保存場所
- 個人情報の写り込みを防ぐ確認ポイント
- うまく撮れない時にチェックすること
スクリーンショットとは?
スクリーンショットとは、パソコンの画面に表示されている内容を画像として保存することです。
たとえば、次のような場面で使えます。
- エラー画面を記録する
- 設定画面をメモとして残す
- 家族や知人に画面の状態を説明する
- ブログや資料用に操作画面を保存する
文字で説明しにくい内容も、スクリーンショットがあると伝えやすくなります。
先に注意:写ってはいけない情報を確認する
スクリーンショットを撮る前に、画面に個人情報や機密情報が映っていないか確認しましょう。
特に、次のような情報には注意が必要です。
- 氏名・住所・電話番号
- メールアドレス
- パスワードや認証コード
- クレジットカード情報
- ブラウザのタブ名やURL
- 画面に表示される通知の内容
- 仕事の資料や社内情報
スクリーンショットは画像なので、一度送ったり公開したりすると、あとから完全に取り消すのが難しい場合があります。
人に送る前、ブログやSNSに載せる前は、必要ない部分を隠すか、撮り直すようにしましょう。
画面の一部を撮る「Windowsキー + Shift + S」
Windows 11で画面の一部だけを撮りたい時は、次のショートカットが一番使いやすいです。
Windowsキー + Shift + S
手順は次の通りです。
- 撮りたい画面を表示する
Windowsキー + Shift + Sを押す- 画面が少し暗くなり、上部に切り取り用のメニューが表示される
- 撮りたい範囲をマウスでドラッグして選ぶ
- 選んだ範囲がスクリーンショットとしてコピーされる
撮った画像はクリップボードにコピーされるので、メール、チャット、メモアプリ、Wordなどに Ctrl + V でそのまま貼り付けられます。
画面の一部だけを見せたい時は、まずこの方法を覚えておけば困りません。
切り取り範囲の種類を選べる
Windowsキー + Shift + S を押すと、画面上部に切り取り用のメニューが表示されます。
環境によって表示は少し違うことがありますが、主に次の4種類から撮り方を選べます。
- 四角形:マウスで四角く囲んだ範囲だけを撮る
- フリーフォーム:自由な形で囲んで撮る
- ウィンドウ:選んだウィンドウだけを撮る
- 全画面:画面全体を撮る
初心者の方は、まず「四角形」だけ覚えれば十分です。
必要な部分をマウスで囲むだけなので、余計な情報を写しにくくなります。
撮ったスクリーンショットを保存する方法
Windowsキー + Shift + S で撮った画像は、まずクリップボードにコピーされます。
画像ファイルとして保存したい場合は、撮影直後に表示される通知から切り取りツールを開いて保存します。
Windowsキー + Shift + Sで撮影する- 画面右下などに表示される通知をクリックする
- 切り取りツールが開くので、画像を確認する
- 保存ボタンをクリックする(
Ctrl + Sでも保存できます) - 保存場所とファイル名を選んで保存する
通知が消えてしまった場合は、もう一度撮り直すか、「ペイント」などのアプリに Ctrl + V で貼り付けてから保存する方法もあります。
なお、Windows 11のバージョンによっては、Windowsキー + Shift + S で撮った画像が「ピクチャ」内の「スクリーンショット」フォルダーへ自動保存される設定が標準になっていることもあります。撮った画像が見当たらない時は、このフォルダーも確認してみてください。
画面全体を画像ファイルとして保存する「Windowsキー + Print Screen」
画面全体をそのまま画像ファイルとして保存したい場合は、次のショートカットを使います。
Windowsキー + Print Screen
キーボードによっては、Print Screen キーが次のように表記されていることがあります。
PrtScPrtScnPrt ScrPrint Scr
この方法では、画面全体のスクリーンショットが画像ファイルとして自動保存されます。
保存場所は、多くの場合こちらです。
エクスプローラー → ピクチャ → スクリーンショット
画面全体をそのまま残したい時に便利ですが、余計な情報も写りやすいので注意しましょう。
「Print Screen」キーだけを押した場合の動き
Print Screen キーだけを押した時の動きは、パソコンの環境によって主に2パターンあります。
最近のWindows 11では、Print Screen キーを押すと、Windowsキー + Shift + S と同じ切り取りメニューが開く設定が標準になっていることが多いです。
一方、昔ながらの動きとして、画面全体がクリップボードにコピーされるだけの環境もあります。その場合は、次の流れで使います。
Print Screenを押す- 「ペイント」やWordなど、貼り付けたいアプリを開く
Ctrl + Vで貼り付ける
この動きは、次の場所で切り替えられます。
設定 → アクセシビリティ → キーボード
この中にある Print Screen キーに関する項目をオンにすると切り取りメニューが開き、オフにすると昔ながらのコピー動作になります。
どちらの動きでも故障ではありません。自分のパソコンの動きに合わせて使い分けてください。
今開いているウィンドウだけを撮る「Alt + Print Screen」
今選択しているウィンドウだけを撮りたい場合は、次のショートカットを使えます。
Alt + Print Screen
たとえば、ブラウザだけ、設定画面だけ、アプリの画面だけを撮りたい時に便利です。
手順は次の通りです。
- 撮りたいウィンドウをクリックして前面に出す
Alt + Print Screenを押す- 貼り付けたいアプリを開く
Ctrl + Vで貼り付ける
画面全体ではなく、現在作業しているウィンドウだけをコピーできます。
ノートパソコンで「Print Screen」キーが見つからない場合
ノートパソコンでは、キーボードのサイズを小さくするために、Print Screen キーが分かりにくい場所にあったり、他のキーと兼用になっていたりすることがあります。
次のような組み合わせで使う機種もあります。
Fn + Print Screen
Fn + Windowsキー + Print Screen
Fn + Windowsキー + Space
機種によって違うため、うまくいかない場合はキーボードの表記や取扱説明書を確認してください。
迷った時は、Windowsキー + Shift + S を使うのが分かりやすいです。
切り取りツールをアプリから開く方法
ショートカットキーを覚えにくい場合は、「切り取りツール」をアプリとして開くこともできます。
- スタートボタンをクリックする
- 「切り取りツール」と入力して検索する
- 切り取りツールを開く
- 「新規」をクリックする
- 撮りたい範囲を選ぶ
よく使う場合は、タスクバーにピン留めしておくと便利です。
- スタートで「切り取りツール」を検索する
- 検索結果の切り取りツールを右クリックする
- 「タスクバーにピン留めする」を選ぶ
毎回検索しなくても、タスクバーからすぐ開けるようになります。
少し遅らせて撮りたい時(遅延機能)
メニューや右クリックメニューなどは、スクリーンショットを撮ろうとすると閉じてしまうことがあります。
その場合は、切り取りツールの遅延機能を使うと便利です。
- 切り取りツールを開く
- 遅延時間(秒数)を選ぶ
- 「新規」をクリックする
- 撮りたいメニューを開いて待つ
- 指定した秒数が経つと撮影が始まる
表示が消えやすいメニューを撮りたい時に役立ちます。
スクリーンショットの保存場所を整理する
スクリーンショットを何枚も撮ると、「ピクチャ」フォルダーやデスクトップが散らかりやすくなります。
あとで探しやすいように、専用フォルダーを作っておくと安心です。
ピクチャ
└─ スクリーンショット
├─ 作業用
└─ 保存しておくもの
ファイル名も、必要に応じて分かりやすく変更しておくと探しやすくなります。
エラー画面_2026-06-11.png
設定画面_バックアップ.png
手順メモ_Chrome設定.png
ファイル整理の基本は、こちらの記事でも解説しています。
デスクトップに画像を置きっぱなしにしがちな場合は、こちらも参考にしてください。
スクリーンショットを送る前に確認すること
スクリーンショットを誰かに送る前に、もう一度次の点を確認しましょう。
- 個人情報が写っていないか
- パスワードや認証コードが写っていないか
- ブラウザのタブやURLに見られたくない情報がないか
- 通知の内容が写っていないか
- 仕事や学校の機密情報が含まれていないか
必要な部分だけを撮る、または画像編集で不要な部分を隠すと安心です。
ただし、黒塗りやぼかしが不十分だと、情報が読み取れてしまう可能性もあります。大事な情報が写ってしまった場合は、加工で隠すより、最初から写らない状態で撮り直す方が安全です。
スクリーンショットがうまく撮れない時の確認ポイント
スクリーンショットがうまく撮れない時は、次の点を確認してみてください。
Print Screenキーの表記が違っていないか(PrtScなど)Fnキーとの同時押しが必要ではないか- 貼り付け先で
Ctrl + Vを押しているか - 保存先の「ピクチャ」フォルダーを確認したか
- 切り取りツールの通知を見逃していないか
また、動画配信サービスや一部のアプリでは、著作権保護やセキュリティの都合で、画面が真っ黒になるなど正しく撮れないことがあります。
その場合は、無理に回避しようとせず、サービスやアプリのルールに従ってください。
画面録画をしたい場合は別の操作になる
スクリーンショットは、画面を1枚の画像として保存する方法です。操作の流れを動画で見せたい場合は、画面録画を使います。
- スクリーンショット:画面を「画像」で保存する
- 画面録画:操作の流れを「動画」で保存する
Windows 11の切り取りツールでは、環境によって画面録画機能も使えます。
この記事ではスクリーンショットを中心に紹介しています。まずは Windowsキー + Shift + S を覚えておけば、日常的な画面メモには十分使えます。
まとめ
Windows 11でスクリーンショットを撮るなら、まずは次の3つを覚えるのがおすすめです。
- 画面の一部を撮る:
Windowsキー + Shift + S - 画面全体を画像で保存する:
Windowsキー + Print Screen - 今のウィンドウだけをコピーする:
Alt + Print Screen
初心者の方には、必要な範囲だけを選べる Windowsキー + Shift + S が使いやすいです。
ただし、スクリーンショットには個人情報や通知内容が写り込むことがあります。保存や共有をする前に、見られて困る情報が含まれていないか確認する習慣をつけましょう。